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お子さまが吐いた!慌てないための「家庭での初期対応」

1月のこの時期、ノロウイルスやロタウイルスなどの胃腸炎による「突然の嘔吐」は、多くの方が直面する大きな悩みですね。
パニックになりがちな場面だからこそ、慌てないための「家庭での初期対応」をご紹介します。

1.【最優先】吐いた直後は「何も飲ませない・食べさせない
意外かもしれませんが、吐いてすぐ水分を摂らせるのはNGです。

理由: 胃が激しく動いている時に水分を入れると、それが刺激になってまた吐いてしまいます。

目安: 最後に吐いてから30分〜1時間は「絶飲食(ぜついんしょく)」で様子を見ましょう。

2. 水分補給は「スプーン1杯」から
胃が落ち着いてきたら、少しずつ水分を補給します。

何を?: 水や麦茶より、塩分と糖分がバランスよく含まれた「経口補水液(OS-1など)」がベスト。

どれくらい?: 5ml(小さじ1杯)程度から始めます。

ペース: 5〜10分おきに少量ずつ。これを1時間ほど続けて吐かなければ、少しずつ量を増やしていきます。

3. 二次感染を防ぐ!お掃除のポイント
冬の嘔吐は感染力が非常に強いです。

換気をする: 嘔吐物からウイルスが舞い上がるのを防ぎます。

塩素系消毒を使う: アルコール消毒が効かないウイルスが多いため、
薄めたハイター(次亜塩素酸ナトリウム)で拭き取りましょう。

使い捨てを徹底: 処理する時は使い捨て手袋とマスクを着用し、汚れたものはポリ袋に密閉して捨てます。