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手足口病が流行しています

手足口病(てあしくちびょう)は、口の中や手のひら、足の裏などに水疱(すいほう)を伴う小さな発疹が出るウイルス性の感染症です

1. 主な症状

  • 発疹: 手のひら、足の裏、足の甲、口の中に2〜3mm程度の水疱性の発疹が現れます。お尻や膝、肘に出ることもあります

  • 発熱: 38度以下の発熱が見られることがありますが、熱が出ない場合も多くあります

  • 口腔内の痛み: 口の中にできた水疱が潰れて口内炎になると、食事がしみるため、痛みで水分や食事が摂れなくなることがあります

2. 感染と流行

  • 年齢層: 5歳以下の乳幼児を中心に流行しますが、大人も感染します

  • 時期: 夏(特に7月頃)に流行のピークを迎えるのが一般的です

  • 感染経路: 飛沫(咳やくしゃみ)、接触(手や物)、糞口(便と一緒に排泄されたウイルスが口から入る)感染が主なルートです

3. 注意点

  • 治療: ウイルスに対する特効薬やワクチンはありません。基本的には数日から1週間程度で自然に治る「対症療法(症状を和らげる治療)」が中心となります

  • 合併症: ほとんどは軽症ですが、まれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎といった中枢神経系の合併症を引き起こすことがあります。高熱が続く、頭痛がひどい、何度も吐くなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください

  • 脱水症状: 口の痛みで水分が摂れない場合は脱水に注意が必要です

  • 大人への感染: 大人がかかると、子どもよりも症状(痛みや倦怠感)が強く出ることが多い傾向にあります

予防について

有効なワクチンがないため、日頃の予防が大切です

  • 手洗いの徹底: 特に保育施設などでは、おむつ交換後や食事前に流水と石けんで十分に手を洗うことが重要です

  • タオルの共有を避ける: 感染者が使用したタオルや食器の共有は控えてください

  • 排泄物の適切な処理: ウイルスは治った後も比較的長い期間、便中に排出されます。トイレの後やオムツ替えの際は特に注意が必要です