🌿 子どもの「朝の腹痛」はなぜ起こる?
~新学期に増える「お腹が痛い…」の原因とは~
「朝になるとお腹が痛いと言うけれど、学校に行くと治っている…」
「毎朝、お腹が痛いと言われて心配…」
そんなお子さんの**“朝の腹痛”**、実は珍しいことではありません。
特に夏休み明けや新学期は、生活リズムの変化や学校生活への不安などから、腹痛を訴えるお子さんもいます。
今回は、子どもの朝の腹痛で考えられる原因と、家庭でできることをご紹介します。
☀️ 朝にお腹が痛くなる主な原因
① 生活リズムの乱れ
夏休み中に、
- 寝る時間・起きる時間が遅くなった
- 朝食を食べる習慣がなくなった
- 運動する時間が減った
など、生活リズムが変わっていませんか?
生活リズムが乱れると、腸の働きにも影響して、腹痛や便秘につながることがあります。
まずは少しずつ普段の生活リズムに戻していくことが大切です。
② 便秘
子どもの腹痛でよくみられる原因のひとつが便秘です。
「毎日うんちが出ているから便秘ではない」と思っていても、
- 硬くて出しにくい
- 少量しか出ない
- 排便時に痛がる
- お腹が張っている
- トイレを我慢することが多い
といった場合は、便秘が隠れていることがあります。
特に朝は腸が動きやすい時間帯なので、便意とともに腹痛を感じることもあります。
③ 朝食を急いでいる・食べられない
朝、時間がなくて、
「急いで食べる」
「ほとんど食べない」
「朝食を抜いてしまう」
ということはありませんか?
朝食は、胃腸を目覚めさせて生活リズムを整えるためにも大切です。
食欲がないときは、無理にたくさん食べる必要はありません。
🍙 おにぎり
🍌 バナナ
🥣 お味噌汁
🥛 ヨーグルト
など、食べやすいものから少しずつ始めてみましょう。
🏫 ④ 学校や集団生活への不安・緊張
朝になると腹痛があり、学校を休むと元気になる――。
このような場合、学校生活への不安や緊張、ストレスが関係していることもあります。
子どもは大人のように「緊張している」「学校に行くのが不安」と自分の気持ちをうまく言葉にできないことがあります。
そのため、
「お腹が痛い」
「頭が痛い」
「気持ち悪い」
といった身体の症状として表れることがあります。
「学校に行きなさい!」と急かすのではなく、
「何か心配なことある?」
「最近、学校で困っていることない?」
と、ゆっくり話を聞いてあげることも大切です。
🕐 こんなときは受診を
朝の腹痛が続いている場合は、一度小児科に相談しましょう。
特に、
🔸 強い腹痛がある
🔸 繰り返し吐いている
🔸 血便がある
🔸 発熱を伴っている
🔸 食事や水分がとれない
🔸 体重が減ってきた
🔸 夜中に腹痛で目が覚める
🔸 痛みがどんどん強くなっている
🔸 腹痛が長期間続いている
といった場合は、早めの受診をおすすめします。
🌱 家庭でできること
まずは、無理なくできることから始めてみましょう。
🌙 夜はできるだけ早めに寝る
睡眠時間を確保して、朝起きる時間を整えましょう。
🍚 朝食をとる
たくさん食べる必要はありません。食べられるものを少量から。
🚽 朝のトイレ時間をつくる
朝食後など、トイレに行く時間を習慣にしてみましょう。
💬 子どもの話を聞く
「学校どうだった?」だけではなく、何気ない会話の中から困っていることがないか見てあげましょう。
💡「気のせい」と決めつけないことも大切です
子どもの朝の腹痛には、便秘などの身体的な原因だけでなく、生活リズムや心理的な要因が関係していることもあります。
「学校に行きたくないだけじゃない?」と決めつけず、まずはお子さんのつらさを受け止めてあげましょう。
腹痛が繰り返す場合や、少しでも気になる症状がある場合は、小児科へご相談ください。
🏥 くぼた小児科クリニック松戸五香
お子さんの「お腹が痛い」「なんとなく体調が悪い」など、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
新学期は、心も体も変化しやすい時期です。
お子さんの小さな変化にも目を向けながら、少しずつ新しい生活リズムを整えていきましょう🌷




