🍁新学期が始まる9月🍁
こんにちは。まだ暑さが残りますが、朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じるようになってきましたね。季節の変わり目は、大人も子どもも体調を崩しやすい時期です。今回は、小児科から「今の時期に気を付けたいこと」をご紹介します。
✨ 集団生活で流行しやすい感染症
新学期が始まると、園や学校で過ごす時間が増えるため、感染症が広がりやすくなります。特に9月によく見られるのは、
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咽頭炎(のどの痛み・発熱)
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ヘルパンギーナ(高熱・口内の水ぶくれ)
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手足口病(発疹・口内の痛み)
などです。お子さんが発熱したり、発疹が見られるときは、無理に登園・登校せず、早めにご相談ください。
✨ 気温差による体調不良
昼間は汗ばむほど暑くても、朝夕は冷え込む日があります。この温度差が原因で、咳や鼻水が長引くお子さんも多くなります。
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薄手のカーディガンなどを持たせて体温調節をしやすくする
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水分補給をこまめにする
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睡眠をしっかりとる
といった工夫で、体調を守ってあげましょう。
✨ インフルエンザワクチンの準備
毎年、秋から冬にかけて流行するインフルエンザ。今年もワクチン接種の準備が始まっています。
2歳~18歳の方にはフルミスト(経鼻ワクチン)をおすすめしています
特に、
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乳幼児
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基礎疾患のあるお子さん
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ご家族に高齢者や基礎疾患を持つ方がいる場合
は早めの接種をおすすめします。接種開始時期については、当院のHPをご確認ください。
✨ 保護者の方々へ
「学校に行っても大丈夫かな?」「少しの熱や咳で受診した方がいいの?」など、迷うことも多いと思います。小さなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。お子さんもご家族も、安心して新学期を過ごせるようにサポートいたします。