赤ちゃんの鼻づまりで見られる症状
- 鼻水
- いびきや口呼吸が多い
- ミルクが飲みにくい
- 機嫌が悪い
- 夜中に何度も目が覚める
熱も咳もないのに…赤ちゃんの鼻づまりの原因
赤ちゃんの鼻は小さく、鼻腔が狭いため、風邪の初期段階や花粉やハウスダストなどのアレルギーに反応して鼻づまりが起こることが多いです。また、冷たい空気や乾燥、埃を吸い込むことによっても鼻がつまることがあります。ただし、病気による鼻づまりもあるため、注意深く観察が必要です。
赤ちゃんの鼻づまりはいつまで?長引く場合は
乳幼児の鼻づまりや鼻水の原因は様々で、治るまでに時間がかかることがあります。原因によっては医師の診察や治療が必要となる場合もあります。
長引く鼻水の原因
- 1. 免疫力が未発達で風邪に弱い
- 2. 立て続けに異なる風邪ウイルスに感染している
- 3. 副鼻腔炎を併発している
- 4. アレルギー反応
赤ちゃんの鼻づまりで病院へ行く目安
2歳までの小さな子供は鼻の構造が未発達なため、鼻づまりがよく起こります。ただし、熱や咳が長引いたり、食事量が減ったり、眠れない等、日常生活に影響が出ている場合には医療機関での診察が必要です。
赤ちゃんの鼻づまり…寝れないときのケア・対処法
1. 鼻水の対処
水で湿らせたティッシュで鼻水をやさしく拭き取り、保湿剤を塗る。また、鼻吸引器で鼻水を吸い取ることも有効です。
2. 温める
温かい蒸しタオルやお風呂の湯気を使って粘膜を保湿し、症状を和らげます。体全体の血行が良くなると、鼻づまりの改善が期待できます。
3. 部屋を加湿する
暖房器具による部屋の乾燥を防ぐために、加湿器を使うなどして部屋に水分を保ちます。洗濯物を部屋に干すことも、部屋の加湿に効果的です。
4. 上体を起こす
鼻づまりで寝つけないときは、タオルやクッションを使って赤ちゃんの上体を少し起こすと、鼻が通りやすくなり、呼吸が楽になります。これにより眠りやすくなります。
以上が基本的な対処法ですが、鼻づまりが続く場合や赤ちゃんが苦しそうな場合は、医療機関に連絡することをおすすめします。また、鼻づまりを和らげるためには、日頃からの健康管理や環境整備も大切です。部屋の掃除や換気を定期的に行い、ハウスダストなどのアレルギー物質の影響を最小限に抑えることも重要です。
そして最後に、ご自身の不安が赤ちゃんに伝わらないように、冷静でいることが何より大切です。赤ちゃんは親の感情を敏感に察知します。鼻づまりがつらそうな赤ちゃんを見ると、親として心配になることでしょう。しかし、その心配が赤ちゃんに伝わると、余計に不安を感じてしまうかもしれません。そんな時は、深呼吸をして落ち着き、赤ちゃんを安心させてあげてください。